株式会社タワーにも、タワーとしての活動の歴史の蓄積の中で培われてきたタワー理念と呼ばれるものがあります。理念とは、「価値判断の基準となる根本的な考え方」の意味ですが、企業の目的・性格・基本となる考え方を総称するものです。
今日、タワー理念と呼ばれる内容は次の三点に表すことができます。
第一には、「タワーの三つの目的」です。
第二には、「自主・hayai・変化の精神」です。
第三には、「100年先にも存在する企業」です。
1、タワーの三つの目的とは:
2008年4月1日、北海道札幌市で株式会社タワーは誕生しました。その時に書き記したノートには「タワーとは何か」という一文があります。その中にいまわたしたちが掲げるタワーの3つの目的が明記されています。それは、
① タワーは、広くオーナーの経験と知識を交流するために、情報の送受信に徹し、勝ち、残る強靭な経営体質をつくることを目指します。
② タワーは、オーナーが自主的な努力によって、相互に資質を高め、知識を吸収し、これからのオーナーに要求される総合的な能力を身につけることを目指します。
③ タワーは、他の不動産会社、不動産投資家、専門家と連携し、オーナーをとりまく、社会・経済・政治的な環境を改善し、オーナーの経営を守り安定させ、自主的・平和的な繁栄を目指します。
第一の目的は、
「よい会社」を目指すということです。
よい会社とは、経営理念が明確であり、顧客や取引先からの信頼も厚く、社員が生きがいをもって働き、どんな環境変化に直面しても永続して利益を出し続ける企業といえます。
第二の目的は、
2、「よいオーナー」になりましょうということです。オーナーひとりひとりが常に不動産投資家として見識を養い、人間的成長をめざし、自分自身に磨きをかけていく、タワーは、そのために謙虚に学びあい、高まり合い、総合的な能力を身につけていこうと呼びかけています。
第三の目的は、
「よい経営環境」を目指すということです。
タワーは、主として個々の経営努力によって未来を切りひらいていきますが、個々の経営努力だけでは解決できない、時代の流れ、構造の変化、政治経済の仕組みから生じる困難な課題を、結束し、連携し、努力していこうと呼びかけ続けます。