おはようございます。満室請負人®の佐藤泰裕です。
アパート・マンション経営の基盤を揺るがす最大の敵が、「空室」です。
空室を考える上で、タワーでは、「空室損」というデータに置き換えて考えます。
「空室損」を構成する4つの要素の一つ「解約率」について考えてみましょう。
3、 解約率
公式
解約率 = 年間解約戸数 ÷ 物件の戸数
① シングルタイプ : 20~30%
② ファミリータイプ: 15~25%
と言われており、20%ぐらいがアベレージと言えるでしょう。
解約率が20%ということは、100 % ÷ 20 %なので、平均居住年数は
5年ということになります。
100戸のうち20戸は解約するというのは間違いないと思いますが、しかし一人一人の入居者は5年も住んでいないよなぁ」という感想をお持ちではないでしょうか??
私は だいたい3年半くらいという実感値を持っています。
なぜかと考えてみますと、毎月毎月原状回復工事をしているので、この前入ったばかりなのにもう出ちゃうのという印象をもつのです。
退居する人は平均居住年数に満たない人が多いので、実感値が短くなるようです。
明日は 平均居住年数についてお話します。