こんにちは!株式会社タワーの佐藤泰裕です。
この記事は、3月25日分のつもりで書いています。
私は、本年度の引越しのピークは3月28日(土)29日(日)と予想しています。
引越業者各社に聞くと、ピークを29日。人員もトラックの台数も最も多く確保しているとのことです。つまり料金も、最も高いレートです。
この事情により、前もって春の部屋探しを終えていらっしゃったご入居者様は、その一週前である3月21日(土・祝)22日(日)に引越しする方が多く見受けられました。契約時には、4月5日(日)頃までとおっしゃっていたご入居者様も、上記の理由で入居日を変更された方もいらっしゃいました。
それでは、本年の部屋探しのピークはといつだったかというと、3月15日(日)が繁忙期の最終日と位置付けることができると思います。
そこで、3月15日まで決めることができなかったオーナーのお部屋は、次の繁忙期の秋までは苦戦を強いられ、厳しい戦いを強いられることになります。
さらに、もう一つの要素として、退居部屋が関係してきます。
引越しつまり「入居」のピークが3月28日、29日なら、「退居」のピークも同じく28日、29日となります。
新たな空室は3/29以降に、大量に出現し始めます。
退去予定を充分告知でき、退居後の客付けが上手にできる管理会社は少ないですから、現在の空室に加え、大量の空室が市場に出てきます。
現時点、空室段階でも客付けができなかったオーナーの物件は、退居直後の優良な物件をもライバルになるわけですから、さらに厳しい市場で戦わなくてはならなくなります。
もう少し人が動く、ゴールデンウィークまでが次の勝負の時期です。大胆なリフォームにより、差別化をしておくことをお勧めします。
一方、入居を考え、お部屋探しをしようかなと希望している方には、良い物件が残っているこの時期は「狙い目」といえます。
上記のようなオーナーの事情を考えると、もしかすると良いお部屋がお得な条件で借りることができるチャンスかもしれません。