おはようございます。株式会社タワーの佐藤泰裕です。
今朝の北海道旭川市はくもり雨。気温は8℃です。日中で12℃程で、体感として寒いと感じます。
そろそろ冬の準備を終わらせておかなくてはいけません。
バブル時代の平成元年「土地基本法」が成立しました。
主旨は、土地は利用されるためにあるのであって、所有されるためにあるのではないということです。
「所有から利用へ」という土地の概念の変遷を強調した法律は現行法であり、国、地方公共団体、事業者、国民の諸活動の基本理念となっております。
バブルの崩壊後、この考えはますます重要な理念となり、平成9年2月「新総合土地政策推進要綱」の主題も『地価抑制から土地の有効利用への転換』であり、後の「不動産の証券化」という投資手法が生まれ、「リート物件」なるものが次々と誕生し、たくさんのビルが建て替えられました。土地の有効活用が現実のものとして動き始めました。大手アパート業者は、この流れを把握しており、あちこちにアパートを供給していきました。
巨額の資本が市場に投下されているなか、個人資本家であるオーナーたちはこのゲームで勝たなくてはいけないと思います。(少なくとも株式会社タワーとお付き合いのあるオーナーは勝たなくてはいけません。)
人口は増えない中、物件の数だけ増えていきます。現在の低金利のため新築住宅を望む人、マンションを選ぶ人も多いです。
賃貸市場は、少子高齢化のため賑わっているとは言えないと感じます。そのような中で、どうすれば満室を獲得し、維持し続けることができるでしょうか。
不動産市場という広い視野で考えてみることも、日々進む道が間違えていないか確認することができます。